ご挨拶
安定した経営基盤、力強い結束力。ビナングループは未来に向けて着実な歩みを続ける。
1965年(昭和40年)の創業以来、常に心がけていることがあります。それは「絆」。人と人をつなぎあらゆる課題を解決する心の力・・・・・・それが絆です。どんなに優秀な経営者でも技術者でも、一人でできる範囲は狭いものです。
幸いにも私の周りには心ひろく協力していただける仲間がたくさんいます。この仲間の力を束ねて大きな力にする役割が私の使命だと思っております。
30万トンクラスのビルのような船舶が大海原を航行する姿を想像してみてください。これは人類発展の奇跡であり浪漫です。そこにはそれぞれの工程をつかさどる技術のノウハウが集積されています。私たちビナングループはこうした船舶事業から生まれた研究の成果を活かし様々な事業を発展しています。
それを可能にしてくれたのが仲間たちの「絆」なのです。
これからもビナンエンジニアリング株式会社・ビナンシステムサービス株式会社・備南工業株式会社の3社の「絆」で世界に貢献できる作品を残していきたいと考えています。
代表取締役社長
福田英雅
BINAN GROUP
現代の大型船舶はインテリジェントビルがそのまま海に浮かんでいるようなものです。永年の経験によって培われた造船のノウハウと、最先端技術の粋を集めて造られているからです。海という大自然は妥協を許しません。1mmでも隙間があれば海水は容赦なく侵入してきます。それを放置しておくと、やがて船舶全ての機能が停止してしまうでしょう。つまり設計から完成にいたる全ての工程において真剣勝負なのです。私たちはこうした厳しい仕事の中で技術を磨き、お客様の信頼を頂いてまいりました。しかし、立ち止まることは出来ません。常に最新の情報を集め最高の工事を施工し、更なるステップアップを図る研究を続けていかなくてはなりません。時代のニーズにお応えするトータルテクノロジーを提供するために・・・・・・。
IT社会では情報が血液のように循環しています。ですから人間の体と同じように、栄養のバランスをくずして病気になったり取り返しのつかない事態に陥ったりします。当社は三井E&Sシステム技研株式会社のパートナーとして様々なソフトウェアを開発してまいりました。
また、三井E&S造船株式会社の造船設計においても重要な役割を担っています。こうした実績をベースにお客様の問題解決を支援し、ご満足頂いている事が私たちの誇りです。
1943年に創業して以来、長年にわたりご愛顧をいただきましたことにまず感謝をしたいと思います。地元の岡山県玉野市では幅広い分野でのご発注を頂き、時代とともに着実な歩みを続けてまいりました。これからもおごる事無く、お客様のご発展と共に地域社会へ貢献できる良きパートナーを目指していきます。
グループのあゆみ
沿革
1943年 (昭和18年) | 4 月 | 岡山県玉野市に中山工業所として創業 |
1950年 (昭和25年) | 9 月 | 組織を改め備南工業有限会社とする |
1963年 (昭和38年) | 5 月 | 千葉県市原市に千葉出張所を開設 船舶事業部を創設し業務を開始 |
1964年 (昭和39年) | 5 月 | 鉄骨・橋梁事業部を設立し業務を開始 |
1965年 (昭和40年) | 11 月 | 備南工業有限会社千葉出張所を独立し、備南工業株式会社を設立 |
1970年 (昭和45年) | 10 月 | 設計部を創設、三井造船株式会社造船工場の設備設計業務を開始 |
1983年 (昭和58年) | 7 月 | 備南工業株式会社の本社事務所を現在の場所に竣工 |
1986年 (昭和61年) | 4 月 | システム事業部を創設し、ソフトウェアの開発業務を開始 |
1988年 (昭和63年) | 9 月 | システム事業部を分離し、ビナンシステムサービス株式会社を設立 |
1991年 (平成 3年) | 10 月 | 商号をビナンエンジニアリング株式会社に変更 |
1993年 (平成 5年) | 1 月 | 本社ビル完成 |
2010年 (平成22年) | 2 月 | 市原市五所に五所寮竣工 |
2015年 (平成27年) | 11 月 | ビナンエンジニアリング株式会社創立50周年 |